皆さんこんにちは(^ω^)ルン♪
今日は中国や台湾では通じない中華料理名を紹介します。先日日本人の先輩が…
先「ホイコーローってさ、台湾には無いの?」
私「有りますよ、元は中華料理ですよ~」
先「台湾人にホイコーローって言っても通じなかったんだけど、、」
と、聞いてきました。
回鍋肉は四川料理で、中国から伝わった中華料理です。もちろん台湾にも有ります。使用する漢字も中国と日本共に「回鍋肉」と書きます。
では、なぜ通じなかったのか…
お気づきの方も多いのでは?(´ρ`)
それは、「発音」がまったく違うからです。
わたし達日本人のカタカナ中国語の発音は、中国人・台湾人にはまったく伝わりません。日本人「ホイコーローください」中国人「ホイコー…?是什麽?我們店沒有…」となってしまいます。
中国・台湾では通じないカタカナ中華料理
- ホイコーロー
- チャーハン
- チンジャオロース
- ショーロンポー
- シューマイ
△ラーメン
×天津飯
中国語の発音はとても難しく、4声と言われる抑揚が大切となります。
1声→ 2声↗ 3声↘↗ 4声↘
声の低音、高音を利用して抑揚を付けます。例えば2声↗は、低音から高音へと声を変化させます。日本には無い発音なので、とても難しいのですが、これをマスターしないと、中国人や台湾人にはまったく通じません。
1.ホイコーロー→回鍋肉(hui2guo1rou4)
回鍋肉の特に「コーロー→鍋肉(guo1rou4)」の部分が全く違います。カタカナで表すと「コーロー→グォーロウ」となります。肉rou4の発音が日本人にとっては物凄く難しいので、まったく中国語を勉強した事が無い方は諦めた方が…(^ω^)
2.チャーハン→炒飯(chao3 fan4)
チャーハンの発音は少し似ているようで全く違います。カタカナで表すと「チャーハン→チャオファン」です。飯fan4の発音はFを意識します。
3.チンジャオロース→青椒肉絲(qing1 jiao1 rou4 si1)
青椒→チンジャオの発音と絲→スの発音は大体同じです。注意するのが肉rou4の発音です。
4.ショーロンポー→小籠包(xiao3 long2 bao1)
カタカナで表すとショーロンポー→シャオロンバオです。日本風の発音に変化しすぎて、中国人・台湾人にはまったく伝わりません。
5.シューマイ→燒賣(shao1 mai)
カタカナで表すとシューマイ→シャオマイです。燒shao→シャオの発音に気を付ければ通じます。
△ラーメン→拉麵(la1 mian4)
ラーメンは台湾で通じる可能性が有ります。台湾では日本のラーメンが人気が有り、たくさんのお店が有ります。その影響もあって、日本のラーメンの発音を知っている方がたくさん居るため、通じる事があります。
×天津飯
天津飯は日本式中華料理…中華料理では有りません。なので中国や台湾には存在しない、日本限定の幻のメニューです。美味しいですよねー。ふわふわ卵にトロトロのあんが…。
自分の話していることが伝わらなかった時、とても歯がゆい感じがしますよね。中国語は、とにかく発音を意識してください。中国語は発音に敏感で、ちょっとした発音の違いで全く別の単語・意味に変わってしまいます。しかし、口頭で伝わらなくても、漢字で相手に伝えることが出来るので、スマホで漢字を打って相手に見せれば大抵の料理は伝わります。
そ・し・て
中華料理は本当にたくさん美味しい料理が有ります。日本に伝わって来た料理は、ほんの一部です。せっかく中国や台湾に行ったのなら、日本には無い中華料理を楽しむのも良いかと(*'ω'*)
同居人の家族と台湾で食事をした時の写真です
おかあさんコワカッタヨ
それでは( ˘ω˘ )
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